1965-04-02 第48回国会 衆議院 法務委員会 第18号
弁護士会としましては、ひとり磯部弁護士あるいは鈴木弁護士の問題ではない、全弁護士間にわたる、しかも人権侵害という重大な問題だということで決意を固めて立ち上がっております。
弁護士会としましては、ひとり磯部弁護士あるいは鈴木弁護士の問題ではない、全弁護士間にわたる、しかも人権侵害という重大な問題だということで決意を固めて立ち上がっております。
この動静報告書は、一昨年九月ごろ検察庁の検務一課の証拠品係において、磯部弁護士と、平沢を救う会の事務局長森川氏が証拠物件の再検討をしておるときに発見したもので、平沢が自供に追い込まれた前後の肉体的、精神的状況、並びに取り調べのあり方を知る上に、また人権問題上きわめて重要なものと考えまして、これを謄写を請求したところ、検察庁は今日まで委員会に必ず提出をいたします、しかしこれは裁判所のほうにただいま回っておるのでということで
そこで人権擁護局のほうは磯部弁護士に対して、こういう回答がありました。一カ月ほどたって、実はあれは間違いでした、出射検事は参りました、こういう回答が再び来た。じゃ出射検事は一体どこで調べたかということになると、取り調べの場所は、出射検事と出射検事と一緒に来た書記官と、二人の場所の認識が違うわけです。ある人は戒護室で調べたと言い、ある人はそうじゃない、ほかで調べたと言う。
それで大臣、この動静報告書は、磯部弁護士が裁判所のほうを調べたところが、裁判所にないというお話なんです。これは証拠物件符号番号は第二百十八号ということになっております。これはございますね。確かにありますね。
これがもし偽造されて、高木検事が書いたものを、出射検事が拘置所に行って、自分が調べて調書をつくったんだ、こう言っておりますけれども、当時御案内のように磯部弁護士から法務省の人権擁護局を通しまして、そして巣鴨の拘置所の所長に聞いた。所長は、出射検事は来なかったという公文書を、これを法務省の人権擁護局に公文書として提出した。後に至って言をひるがえして、それはよくはわからない、こういうことになっている。
先般磯部弁護士が彼の拘置されております宮城刑務所を視察いたしますと、所長の態度及び教戒師の言動その他から推測すると、どうも死刑の準備をやっているのじゃなかろうかというように、たいへん心配をして帰っておられるわけであります。
それは、昨年私はソ連に参ります直前に磯部弁護士から会見を求められまして、それでお会いしたわけであります。実は帝銀事件の平沢の問題につきましては、私は当時事件を新聞を通じて知っておりましたので、十数人の銀行員を青酸カリで殺すような極悪非道の者を守るということは私の良心が許さぬ、こう思いまして、数度面会を拒否しましたけれども、とうとう会いました。
私は、平沢を救う道は、どんな新しい事実が現われても、もうないのだという、そういう考え方には立っておらないのでございまして、この主任弁護士でありますか、担当の弁護士か知りませんけれども、磯部弁護士に対しても、私はそういうことを申し上げまして、新しい事実や証拠があったならば、そういうことをもって法廷で主張することは十分主張すべきじゃないかということを申し上げておるのでございまして、そういうことのすべてが
磯部弁護士等から御指摘になっております疑問というようなところを拾って、私どもの方の意見を申し上げてみたいと考えます。 まず調書偽造の問題は、判決が確定してから後に初めて主張されるに至ったといういきさつになっております。この事件が一審、二審、三審で審理をされております際には全く問題になっていない点でございます。
それから平沢入監当時の刑務所の担当看守でございますが、山本貞助、当時は磯部弁護士は酒井寅夫というふうにおっしゃっているわけでございますが、そうではなくて山本貞助というのが担当の看守でございまして、山本貞助氏の記憶と当時第三舎房の担当の看守部長をしておりました竹中麟之助、これはいずれも現職のものでございますが、その者の当時の手帳の記載によりますと、平沢は昭和二十三年十月八日午前七時三十分、パトカー四台
赤松勇君御要求の帝銀事件に関する磯部弁護士の上申書の一部を小委員会議録に掲載することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
猪俣先生のおっしゃいました、ただいまの磯部弁護士の問題につきましては、会では、そういった磯部先生の御家族がなくなられたことに対しまして同情はしておりますけれども、ただいま猪俣委員がおっしゃったようなことを言った覚えはございませんし、私も聞いておりません。
それから磯部弁護士自身も調査に当ってその事実を確認しておる。 蔵敷事件だかどうだか、諸君の方で蔵敷事件だと言うから、この言葉を使った。だから念を押したじゃないか。やたらに姓名判断をされちゃ困る。 とにかく、行き過ぎの点は全部否認するのであるから、何でも水かけ論になってしまうのであります。
しかるに、立正交成会では、朝のお参りのときか夕べの勤めのときか知らないが、信者に対して、磯部弁護士は立正交成会なんかのことを調査したがために仏罰が当ってその妻と子供を殺されたんだ、−磯部弁護士は、銀座の白昼殺人事件として一世を驚倒させましたあの被害者なんです。その涙もかわかぬうちに、立正交成会ではさようなことを朝のお参りのときに言ったという。そういう事実があるか。